平成27年9月
学習院能楽研究会卒業生各位
学習院能楽研究会OB会
第16回学習院能楽研究会OB会総会議事録
この夏はうだるような暑さが続きますが、 皆様如何お過ごしでしょうか?
さて、第16回学習院能楽研究会OB会総会議事録が完成しましたので、ご報告させて頂きます。
第16回学習院能楽研究会OB会総会議事録
総会日時:平成27年6月13日14時から15時まで
場所:学習院大学内 富士見会館406,7号室
内容
まず昭和55年卒司会の石原君から総会開催の宣言がある。
早速、司会から会長挨拶の紹介があり、小山会長よりご挨拶がある。
挨拶の中で、50周年記念誌の編纂において人的財政的に支援して下さった方々に謝意を表しつつも、今後の能研OB会の存続に危機感を抱き、その対策としてデジタル技術を用いて平成22年卒木内幹事を中心に新たな取り組みを行なおうとしている事を表明する。
挨拶が終わると、議長選出に移り、司会一任となる。
議長には昭和59年卒木村幹事が司会より指名される。
議長は自己紹介の後、今回の参加者の数を報告する。
報告時点では19名、後から3名遅れて参加。
続いて、議事録署名人に昭和55年卒長野君を議長が指名。
早速、議長は第1号議案の平成26年度事業報告と第2号議案の決算報告の承認について一括提案。
まず、小山会長から平成26年度の事業報告がある。
1.名簿の作成については、財政面と機密保護の観点から、申し出のあった会員にのみ、データを印刷し配布していると説明がある。
2.現役への援助については、なるべく直接現役に支援が届くようにとのOBの声を反映させて、2年前から9万円に引き上げていると説明がある。4万円を引き上げた目的として、卒業3年目までのOBには全員に行事のお知らせを郵送しているが、その費用をOB会から出さずに現役がやりくりをして安価に済ませるための創意工夫を現役自身に経験させるためと付け加える。
3.50周年誌編纂委員会については、記念誌を昨年6月21日に記念式典に参加された会員には全て手渡し、出席できなかった会員で住所の判っている350名余については同日郵送を終え、この会はこれにて解散したと報告する。
4.能楽堂建設委員会については、この働きかけを各方面に行なっていく中で、障壁がいくつもある事が判って来た。寄付金一つをとっても能研OBが能楽堂建設のために寄付をする事は難しく、学校法人としての学習院大学に寄付しなければならないと言う事実が明らかになった。こうした障壁はあるものの、能楽堂の存在は学校の価値を高める事にも繋がるため、じっくりと腰を据えて学校関係者にその必要性を啓蒙し続け、実現の運びに結び付けたいと表明する。
5.50周年式典については、ピラミット校舎の跡に建てられた12階建ての建物の12階にある目白クラブで、新川元部長や松波部長をお招きし、前田先生や山中先生にはビデオ出演を頂き、OB43名と現役部員が一堂に会し、式典が行なわれたと説明する。
6.現役部員のOB会出席については、山口会長の時代から現役には積極的に参加してくれるよう働きかけていると説明がある。その中で、OB会としての考えを伝えたり、現役からの悩みなどを聴きながら、経験を踏まえて応えたりしていると付け加える。
7.観劇会については、国立能楽堂に勤務している昭和56年卒吉成幹事を中心に両先生の能を観賞したと報告がある。
8.デジタルネットワーク構築の準備については、平成27年度の事業計画案において詳しく説明すると言うに留める。この件に関して木内君より平成27年度に事業を計画しているリノウプロジェクトの準備に時間を費やしたと言う説明が付け加えられる。木内幹事としてOB会存続の危機を共有し、その解決策として多くのOBが既に持っているスマートフォンを活用すべきであると、この一年をかけて幹事会に理解を得る努力をしてきたと説明。その上で、まずウェブの立ち上げの準備をしてきたと付け加え説明を終える。
平成26年度の事業報告は以上
第1,2号議案の説明を終える。
議長の指示により、第3号議案の特別会計50周年事業決算報告についても小山会長が説明する。
前期繰越が、613,105円。本会計より、200,000円。50周年特別寄付金が、229,000円。
記念式典会費が、254,000円。内訳として、記念式典の会費は一人6,000円で39名出席により234,000円。夫婦会員は1組10,000円で、2組出席により20,000円。2次会費が、一人2,000円で33名出席により66,000円特別会計の預金利息が、11円。よって、収入合計が1,362,116円になったと説明。
支出の部については、50周年誌制作費が、803,088円。これには、印刷代の586,872円とデザイン料216,216円が含まれる。来られなかったOBへの50周年誌の郵送代が、30,484円。
次に、式典と懇親会費の内訳。
目白クラブ使用料が、327,000円。生花代が、20,000円。50周年の看板が、27,108円。2次会費が、50,000円。ゲーム代が7,484円。この5つの項目の合計が、431,592円。名札の代金が、4,055円。その他に、インクジェットプリンター、プロジェクターの購入代金を含めて、65,850円。
よって、残金が31,102円となり、これを本会計に組み入れたと説明がある。
以上で、第3号議案の説明を終える
これを受けて、議長が、監査結果報告を求める。
その求めに応じて、昭和53年卒の鹿目幹事から、通帳と資料に基づき、担当の小山会長から報告を受け、その内容を精査した結果、正確に処理されていた事を確認したと報告がある。
この報告を議長が受けて質疑応答に移る。
特に質問は出ず、議長が第1、2,3号議案の承認を求め、拍手多数で承認される。
引き続き、第4号議案、平成27年度事業計画案承認及び第5号議案の平成27年度予算案承認の件が議長より一括上程される。
小山会長から、この議案の説明に入る前に、今年度に50周年の特別寄付を下さった方が列挙されている箇所に言及がある。
1.OB会総会の開催については、本日行なわれていると説明がある。
2.名簿の作成についても、前年と同様に製本はせずに、希望者だけに印刷して配布すると表明する。
3.現役への援助については、これまた前年と同様に9万円の援助をしたいと表明がある。
4.デジタルネットワークの構築については、木内幹事に説明を引き渡す。
早速、木内幹事から、リノウプロジェクトの概念についての説明がある。
まず自分が現役だった頃にOBの存在はとても心強かったしありがたかった事を事例を交えて述べる。
ところが、そのOBが近頃は顔を出してくれなくなった事、その傾向は自分が現役を卒業した頃から、顕著になってきたと指摘する。その上で、卒業して1,2年は宝春会や大学祭には顔を出しても、3年目からは姿を見せなくなる。これはとても悲しい事実であり、この負の連鎖を何とか断ち切りたいと力説する。
原因は社会に出ると忙しくなるためであると分析。自分の事でも平成25年に卒業し、企業に勤務したが朝早くから夜遅くまで忙しく働いていると、能研の事を思い出す機会がなくなったと過去を振り返る。同期の誰かから連絡でもない限り、懐かしかった思い出は蘇らない。そこでもしそのような場があれば、能研の事を思い出すのではないか?と考えた結果が、今回の提案であると説明する。
概念は、リメンバーノウケン、即ちもう一度能研を思い出そう、それに加えてリ・メンバーと言う意味でメンバーに戻って一緒に肩組んで何かをやろう、と言う気持ちも込めた。それと、リスタートノウガクと言う意味も含まれている。退職してから、再度謡を始めた、と言うような状況になればと言う願いも込めた。
そして最後にリターンノウケン。自分が能研人であると言う誇りを持ってOB会や現役の活動している場に姿を現すようになって欲しい。これらの全ての願いを込めてリノウプロジェクトと名づけたと説明がある。具体的に、どのような事をするかと言うと、多くの人がスマートフォンを持っている事を踏まえ、ウェブサイトの立ち上げから始めようと考えている事。そのウェブサイトで自分に近い世代のOBがどのような活動をしているかを知る事ができれば、気になって見てしまうかも知れない。そんな情報発信をしていくと、プチ同期会を開くきっかけになるだろう。プチ同期会の開催が増えて行くとその先に、思い起こす事は現役への支援だが、既存のものではなく、手軽にできる方法があればよい。その仕掛けを作ってしまおうと言うのが今回の提案の主旨とやるべき事だと説明する。
そのための必要経費として250,000円を計上したと説明。具体的には、一ヶ月間のウェブサイトの維持費が、20,000円。初期費用が、10,000円との事だが、これは非常に安価だと強調する。このウェブサイトの構築をする引き換えに達成すべき目標として、平成28年5月末時点でOB会幹事会メンバーから一次連絡が可能な人数を300名にすると表明。因みに、一次連絡とは、フェイスブックやラインでメッセージが直接本人に送れる状態、あるいは電話をかけて本人が応答できる電話番号を知っている状態、またはメールを送って応答のあるメールアドレスを知っている状態を指す。現状は、OBが551名で、一次連絡の就く人数は239名。これを300名にすると決意を表明し、このプロジェクトの説明を終える。
5.観劇会については、再び小山会長から吉成幹事を中心に前年と同様に企画したいと表明がある。
6.能楽堂建設委員会については、忍耐強く長期的展望に立って推し進めたいと表明する。特に、外に向かっての発信、学校関係者に対する地道な啓蒙活動を行なって行くと決意を新たにする。
以上で、平成27年度事業計画案の説明を終える。
引き続き、小山会長から第5号議案の平成27年度予算案承認の件についての説明がある。
冒頭に訂正箇所があると言う発言があり、前年度繰越金を153,397円に訂正する。
収入の部
前年度は不確定要素があり計上を見送ったが、今年は懇親会費の予算計上を復活させて、その額が、120,000円。この金額と、ほぼ同額が支出されるだろうと、予測する。
今年度寄付金は、400,000円。これについては、昨年本会計に対する寄付が特別寄付の影響を受けて激減したが、今年は元に戻ると予測する。
よって、収入合計が、673,397円となると説明
支出の部
懇親会費が、120,000円。事務費等が、40,000円。内訳として、住所の判っているOB全員にOB会総会開催の知らせを郵送する費用が、35,000円。寄付を戴いている70名のOBには、総会の結果報告を郵送する費用として5,000円を計上していると説明。会議費が、10,000円。現役への援助が、90,000円。デジタルネットワークの構築が、250,000円。よって、次年度繰越金が、163,397円となると説明。
以上で、予算案の説明を終える。
これを受けて、議長から質疑応答の要請がある。
昭和51年卒岡田幹事から、現状どのような事を行なっているかをプロジェクターに映し出してはどうか?と言う提案があり、木内幹事がプロジェクターに現役のウェブサイトを映し出す。
当初は木内幹事が運営していたが、現在はそれを現役に移管しており、ブログの更新も頻繁に行なわれているとの事で、能楽研究会と言うキーワードでグーグル検索をかけるとトップに表示されるまでになっていると補足説明がある。
これには一同、拍手で応える。
OB会のウェブサイトを作る場合には、この現役のサイトにダイレクトにリンクを張る形にして更新情報などがそれぞれのホームページに反映するようにしたいと付け加える。
鈴木:すみません、一つ質問しても良いですか?
木内:はい。
鈴木:今見たサイトを維持するのにも、現役の方は先ほどの費用を支払っているのですか?
木内:この費用はけっこうかかっていたのですが、実はOB会幹事のポケットマネーで、この4,5年間は運営していました。費用の他にも、現物支給のような形で技術指導も行なっていました。今回提案している20,000円にこの費用が含まれています。
鈴木:この20,000円でプロジェクトも現役のサイトも含めて運営していく事ができるのですか?
木内:その通りです。この中には現役への技術指導料も含まれています。技術的な支援は電話にて行い、月に1,2度行なわれています。
ここで小山会長から補足説明として、このシステムの構築を通じて現在の会計規模を3年から5年の間に倍増させると言う達成目標の表明がある。このシステムを通じて、ネットワークの数も増え、収入も増えてくれば、他の行事にも取り掛かる事ができるだろうし、単年度では比率の大きな支出に見えるが、5年の範囲で見てもらえれば結果的にやって良かったと行って貰える成果が出る事を確信しているので、見守って欲しいと付け加える。
引き続き、議長が質疑応答を促す。
長野:クレジットで入金ができるようにしたいと言っていたと思いますが、その仕組みをいつまでに作るのですか?
木内:今は検討段階ですが、昨今の情報流出問題には特に注意を払う必要があり、セキュリティーのレベルを上げて、既存の仕組みを実装する必要があるかも知れず、そうなると相当の費用がかかりますが、私としては大学祭前には導入したいと思っています。大学祭のために寄付したいと言う人がいると思うんです。今後、OB幹事会で具体的な話し合いで決める事になると思いますが、私としては大学祭前に簡単に寄付できる仕掛けを開始させたいと思っています。
長野:そうすると、この250,000円の範囲外で費用がかかるのではないですか?
木内:この事業は自分が仕事として請け負っているので、費用の中に含まれていると考えて下さい。
長野:ほお!!
木内:、課金システムを一から作ればなるほど10,000円では構築できるはずはありませんが、昨今ウェブサービスも進化し非常に簡単に導入できるシステムも増えてきています。
しかもクレジット手数料も高いのではとお思いかも知れませんが、その手数料も試算したところとても安くできる事が判りました。1%以下と言う安価なものもあり、検討しています。
長野:解りました。もう一つ質問があります。
クレジット手数料ですが、わが社は非常に低いと自負していましたが、個人に対してはクレジット会社が寄付に対するインセンティブを与えるから安くなるのでしょうか?
木内:いえ、基本的には商品の売買と変わりませんが、インターネットショップの場合、ご存知かと思いますが、4%、5%は当たり前で、安くても3%取られます。
長野:そうですよね。
木内:そう言ったシステムを使うと、やはり手数料は高くなりますが、最近は色々なシステムが出てきて、引き出す時だけ500円かかると言うものもあります。それを使えば手数料は非常に安くなります。
長野:そのシステム、後で教えてくれますか?
一同の笑いを誘う。
木内:個人向けは安く設定していますが、法人向けにはべらぼうな金額になってしまいます。
長野:やはりそうですよね。ありがとう。
安達:質問と言うか?聞いてみたい事があります。安達と申しますが、運用ベースで、聞いて見たい事があります。その前に、世の中にこう言った取り組みをしてみたいと言うサークルが沢山ある中で、たまたま我々のサークルには木内君がいて、そのチャンスが来ています。そう言った意味で、この挑戦は良い事だと私は好意的に受け止めています。その上で聞いてみたいのですが、私は現役のブログをよく見ています。管理人が定期的に変わっているようですが、松風係りのように係りが決まっているのでしょうか?と言うのは、今後木内君が管理をして行くと言う事と関わってくるわけですが、ある日突然部員がいなくなったせいで、管理ができなくなったと言う事でやめてしまう危険性があります。その辺りの事をどう考えているのでしょうか?
木内:まず、現役の運用について説明します。、現在はブログ班と言うものがあります。
安達:それは、松風班のようなものですか?
木内:その通りで、松風班や写真班と同様に、ブログ班と言うものがあります。ブログ班の仕事は何かと言えば、ウェブサイトの管理とブログを書く事です。ブログ班の班長が現役側のウェブサイトの管理責任者になって、その人に私が技術指導を行なっています。
安達:すると、組織的なシステムに組み込まれているという事ですね。
木内:そうですね、今の現役の中ではブログ班ができています。その班の中で何日おきにブログを書くかなどの規則を決めています。
安達:僕らの時代には携帯で行なう掲示板の黎明期で、同じような事をしていたが管理者がいなくなると廃れて、荒れ野原になった経験を持っているが、今はそうした危険性は回避できると言う事ですね。
木内:そうですね、今はそう言ったシステムで運用しています。
安達:新しくサイトを作るに当たって、例えば管理を木内君にやってもらう事になるわけですが、木内君が何らかの事情でそれができなくなった場合、現状で木内君に代わる人材がどれだけいるのだろうか?そう言った場合の危機回避策をどう考えていますか?
木内:実は、それを昨日一所懸命に考えていました。
確かに、自分が病気で倒れてしまったら、能研のウェブサイトが更新できなくなった、と言うのでは困ります。ではどうしたら良いか、と言う事ですが、データベース内部の厳重な管理はとりあえず置いておいて、ブログなどの更新はOB幹事会の皆さんに代行してもらえるようになってもらおうと考えています。そう言った技術移行の具体的な計画は動き始めていて、例えばGメールを現在使用ていてその公式アドレスobkai@gsの管理を岡田さんにお願いしています。この事を手始めに、OB幹事会の方たちには基本的な事を序々に憶えてもらおうと思っています。
安達:すると、新しい技術を伝えて行くと言う事ですね。
木内:そうですね、ただブログの更新なんか簡単だよ、と言ってもやった事のない人にはものすごく高い障壁です。
安達:日記を付ける習慣のない人には、ブログを書くと言うのは高い障壁になると思いますね。その辺りを上手くやれるように考えておいた方が良いと思います。解りました、ありがとうございます。
議長:それでは、次の質問を関元君、お願いします。
関元:これは、フィーチャーフォンには対応しているのですか?
木内:フィーチャーフォンはフルブラウザーアプリを使用して戴ければ、今のサイトをご覧になれます。
関元:高齢の方は、フィーチャーフォンしかお持ちではないのではないかと思いますが?
木内:そうですか?現状のフィーチャーフォンであればフルブラウザーに対応しているのでは?ないかと思いますが。
長野:私の携帯はアイモードブラウザーでヴァージョンが1.0なので来年辺り使えなくなるのではないかと思っています。
議長が質問を促したが、更なる質問は出ず決議に移る。
第4号議案の平成27年度事業計画案に対する賛同の拍手を求め、拍手多数で承認される。
引き続き、第5号議案の平成27年度予算案承認の件についても賛同の拍手を求め、拍手多数で承認される。
最後に、議長からその他の議題について参加者からの提起を促すが特になし。
以上を持って、全ての議題の審議が終了した事を議長が宣言し、退任する。
拍手多数。
これを受けて、司会から議長に対する労いの言葉の後、第16回学習院能楽研究会OB会総会の閉幕が宣言される。 以上